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【動画ボイトレ02】ブレストレーニング前編（腹式呼吸の応用）

【動画ボイトレ02】ブレストレーニング前編（腹式呼吸の応用）

出演者：【K】KO-ZI　　【T】Mr.Tado

動画で閲覧する方はこちら　→　https://www.youtube.com/watch?v=t4i2R-NSpP0

【K】　前回は腹式呼吸というのをやりました。ちょっとだけまとめると、横隔膜を下ろしたり上げたりたりするんだよというのがまず一つのポイントですね。

それをするには何をやってはいけないか。力が入ったら、だめです。

力をまずは抜いて後は肩、胸が上がらないようにする

初心者の方は、まず鼻で吸って口から出していくという方法を取ったらスムーズになるんではないかと思います。

そして実際に今日は腹式呼吸というのを使ってブレストレーニングをやっていきたいと思います。

ブレストレーニングです！

ブレストレーニングでまず一発目に何をしたらいいか。

一番最初にブレスを鍛えていく、トレーニングをしていくというのは ロングブレスだと思うんですね。

【T】 なるほど、うちでもやってますね。

【K】 ロングブレスというのは出来るだけ長い間ブレスをずっとスーっと細い息でだしていく。それによってインナーマッスルも鍛えられますし、歌う時に圧力をかけたりかけなかったりというコントロールが出来ていくんですね。

それをまずは、うちのトレーニングでも勿論やりますけどもそれをちょっと今日は現場にでね・・・。

【T】現場にいっちゃいますか！（笑）

【K】 現場に行っちゃいます！（笑）

【T】そういうプランになったんですね!（笑）

【K】 現場でブレストレーニングのロングブレスを教えてくれるということで、今現場に繋がってますので。

じゃ、現場の、現場のおにいさーーーん！

どうぞ！

現場から！「歌にとって、一番の敵というのは力が入ってる事」

【K】 それではですね、ロングブレスというのを今からやってみたいと思います。

ブレストレーニングの中のロングブレスちょっと長めに出していくブレスのトレーニングです。

まずはですね、この前言った腹式呼吸というのを使って勿論やっていくんですけど、声、歌にとって、一番の敵というのは力が入ってる事です。

この力を抜いていきます。

簡単です。ちょっとステージに上がる前とかにちょっとやってみてください。ステージない人は友達の前で歌う時とかねそのちょっと前にやってみてください。軽くできるかどうか分かりませんけども、やってみて下さい。

両手両足思いっきり力を入れます。

ぐっっっ

その間、息を止めておきます。5秒位がいいでしょうね。

12345…で脱力します。

これで、脱力できた状態になってます。

胸とお腹、どちらの手でも結構ですが手を置いておきます。そして今から、余ってる空気を抜いていきます。

ハーーーーーーー

この時に、体がシューっとしぼんでいく様なイメージをわかしてください。そうすると、ここらへん（みぞおちあたり）の筋肉がちょっとキュッとなったようなイメージになりますよね。

ここをキュッと軽く力が入った状態、これが歌い終わった後、声を出し終わった後のような状態です。

今度は無理やりここから息を吸っていくんではなくてそうすると胸とか肩が上がって胸式になりますから吸おうとしたらだめです。

力を入れないためには「空気を勝手に入れる」

ちょっと難しく感じるかも知れませんが、ハーーと吐ききった、キュッとなった筋肉を解放して下さい。

要するに、力を緩めてください。

そうすると、空気は勝手に入ってきます。

そういうようにして空気を入れて行くんですが、まず最初は初心者の方は鼻から入れていってください。

鼻から入れると、ここらへん(肩、胸)が動きづらいです。

ですから腹式になりやすいです。

ちょっとやってみますね。

　ハーーーーーーー(息を吐き出す)

しぼみます。筋肉開放します。

　スーーーーーーー(鼻から吸う)

という風に入れていきます。

今度は入れる時にですね、お腹周りに大き風船があると思ってください。大きいのでビーチボールとしましょう。

ビーチボールのイメージを利用する！

このビーチボールを鼻から膨らますだけです。ビーチボールなので、前、横、後ろ、特に後ろの方にも入れる様なイメージで。ちょっとやってみますね。

(息を)吐ききった、鼻から筋肉を開放すると共に膨らんでいきます。

前、横、後ろ入りました。

じゃあ今度

このビーチボールの栓を開けてやります。

みなさんもビーチボールしぼませた事あると思いますけれどもビーチボールというのは外部からグッと抑えても一定の空気量しかでていきません。

シューっとね。

そんなようなイメージです。

ちょっとやってみますね。簡単に。まずは1からやりますね。

両手両足グッと力を入れた状態から力を抜きます
胸とお腹に手を置いておきます
全部空気をまずは吐き切ります。余ってる空気ですね。

ハーーーーーーー(息を吐く)

体がシューっとなりました。そしたら開放します。

スーーーー(息を吸う)

横、後ろ(に入っていく)

ビーチボールの栓を開けてやります。

スーーーーーー(息を吐く細く長く)

と、いうようなイメージ。今は簡単にやりましやけどもね。

こういうように出していきましょう。

で、無理やりスーっと出そうとしたり、タイムを長くしたいために、ゆっくり口先でスーーと出そうとしたら、揺れたり力が入ったりしますので、じゃなくて、最初はあんまり秒をさほど考えずに、ここ(お腹)に入っ

たら出すんじゃ無くてスーーと漏らしていくようなイメージ。

風船に小さい穴が空いててスーーーと漏れていくようなイメージをわかしてください。

そうするとここらへん(頬や首)に力が入りません。

無理やり出そうとするんじゃなくて、ここ(お腹)だけに任せます。

そのようにして、女性ならば１０秒〜２０秒、そして男性なら２０秒から３０秒ぐらいを目指してやったらいいんじゃないでしょうかね。はい。

というように、今回はロングブレスの簡単な出し方でした。

これを発声の前にちょっとやったり、ブレストレーニングでしっかりと何回もやっていってうまくできるように、ちょっと試してみてください。

はい。それではこんな感じです。スタジオさーーん！お返ししまーす!

【K】 どうでしたかー？

【T】いやいや、細かく教えてましたねー。

【K】なんか似たようなお兄さんでてきましたけど（笑）、別にトレーナー2人だけってわけじゃなくて、トレーナー10人以上くらいはさ最近入ったんで、

似てる方がね。

【T】 これから続々と多分、出てくる？（笑）

【K】 そうですね。（笑）

そういう風に、ロングブレスというのはですね、今みたいに力を抜いて細く出していく、あまり力強い息は出さなくて結構です。

細く、楽に、漏らしていくイメージでやっていきます。

先程も言ってましたけども、発声の前にやったら横隔膜もウォーミングアップにもなりますし、声も出しやすくなっていくと思います。

動画で閲覧する方はこちら　→　https://www.youtube.com/watch?v=t4i2R-NSpP0

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