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【動画ボイトレ15】(ミックスボイスに関する質問)&告知
出演者:【K】KO-ZI 【T】Mr.Tado
動画で閲覧する方はこちら →https://www.youtube.com/watch?v=UYAVrne1AIo
【K】夏にJR水道橋の駅前に、2号店をオープンしました!!皆さまのおかげです、ありがとうございます!最近遠くからも来ていただいて。どこでしたっけ?
【T】香川!
【K】四国の香川!それから北は福島、この前は長野の方も
【T】全国各地から。この前 静岡とか新潟とかからも
【K】ほんとにありがとうございます!!これも皆様のおかげです、どんどん来てください!!水道橋もアクセスすごくいいので、どんどん来て来てください。
ばっちりやりますので。ということでご無沙汰してたので、ちょっとこれからまた不定期に
【T】ちょこちょこね やっていければね。
【K】短めでね!また長いこと喋ったらあれなんで、 短めにちょこちょこと。
【T】うち色んなトレーナーがいるからね。
【K】色々質問いただくんですけども、 一番多い質問はミックスボイスなんですね。
【T】多いですねー。
みんなが知りたい!ミックスボイスについて
【K】ミックスボイスで悩んでる方のまず一つ。この前メール頂いた一例なんですけども女性の方でAメロ、Bメロ、サビ とあったら
サビがどうしても高くて歌えない、裏返ってしまう。
でも地声でサビを歌おうとしたら結構キーを下げないといけない。
キーを下げたらAメロBメロが低すぎて歌いづらい。
じゃあ。そのままのキーで裏声で、 いわゆるヘッドボイスというものですね
ヘッドボイスでAメロから歌うと、これまたちょっとおかしい
【T】そうですね、出しにくい。
【K】やっぱり理想は、サビで裏返らずにミックス使ってミドルのレンジ(音域) でミドルボイスを使いながらきれいに歌いたい、 ということですよね。今、その女性の方がやってる方法は、地声でAメロBメロ歌ってサビで裏返ってヘッドに持っていく。そのヘッドも、ヘッドと地声の差があまりにも激しい。ここがみなさんも一番の問題だと思うんです。 ここで一つ。ポイントとしては、 地声と裏声の差が激しいということはミドルレンジが確立されてない。
上手く歌うにはミドルレンジの確立が必要!
【K】ということは、 まずはミドルレンジを確立しないといけないんですが、裏声で練習するのか地声で練習するのかっていう所なんですね。基本的に地声でずーーっと引っ張ってぎりぎり出す人っていうのは
結構サビの高い部分っていうのは呼気が強くなってる状態が多いと 思うんです。これじゃ、ミドルボイスっていうのは確立できないんですね。やっぱり呼気はある程度弱くしないといけない。これはなぜなのかというと、いくつかあります。呼気が強くなると、ここらへん(首回り) の筋肉が固くなりがちなので、喉頭が上がりやすくなって、 そのまま声門も固くなってしまうんですね。何回か言ってるとは思うんですが、声帯を柔らかく使わないと結局声が出ないじゃないですか。強い息が声帯にドーンと当たってしまうと声帯はびっくりして開い てしまう。息が強いんですもの。
【T】(声帯が息の強さに)耐えれないーってなりますね
【K】そう、声帯は閉まって声が出るんですよ。今までAメロBメロは柔らかく声帯に空気が当たってたのに、サビでドーーンと強い息が当たったら「なんでやねん!!」って声帯がぱっかんと開いてしまうか、「開かないでおこう」って力がぐって入ってしまい、固くなって声帯が揺れなくなる。で、声がでない。こういう状況ですよ。何となくわかってもらえましたか?
つまりですね、裏声を出してサビを歌ってる状態の息の量、息の圧力で練習をしていかないといけない。
喉頭が、この喉仏が上がってしまうと第1フォルマント(共鳴腔)要するに咽頭腔が狭まっていきます。つまり響く所が少なくなってくる。声というには響す所を多めに作っていかないと声は響かない。口腔だけの共鳴腔だけで出そうとしたらやっぱり喉が狭まって しんどい発声になるんですね。
これがいわゆる、「喉声」といわれるものなんですね。
これを解消しないといけないので、やはり「息」 っていうのは馬鹿にできない。そのブレスのトレーニングをしていきましょう。息の量。これをしていくには、リップバブルで、 サビのメロディーを歌う だとか。
リップバブルってリップロールってやつね。これで息が強くなったら、基本的に「プスーーっ」 と息が抜けてしまい、リップロールにはならないので、 これで息の量のバロメーターにしていただく、 っていうような形か、もしくは 息だけの声を出さない状態で歌詞を歌う。できるだけ息の量を一定に保ちながら、Aメロ、Bメロ、 サビを歌う練習をしてもよいです。
後は、ちょっと頑張って オクターブ下げてサビを歌う。要するに低いですよね。低いときって空気圧ってそんなに強くならないんですよ。だから、オクターブ下げてサビを歌って、その息の量の体感、感覚を覚える、 という練習がいいんじゃないかなと思います。 サビでどうしても裏返るっていう人達っていうのはいくつかの弱点 というか改善点があると思うんです。その中でやっぱり多いのが
「喉が上がる」「息が強くなる」っていうこの2つですよね。
それでどうしても高い音をチェストボイスの出し方のまま引っ張って引っ張って出していくのってつらい。今度は裏声にしてしまうと、細すぎる。細すぎるっていうのは共鳴腔が狭くなってる状態が多いですね。特に第1フォルマント(咽頭腔)。なのでそこら辺を改善していくのが、いいんじゃないでしょうか。まぁミックスボイスをするには色んな方法があるので、裏声から鍛えていく、地声から鍛えていく、、、ライトチェストといってチェストボイスが少ない人にはチェストの 成分を多くしたやり方といったような。
【T】 男性はチェストが強いのでどうしてもチェスト押しが多いですね
【K】そうですね、非常に呼気が強くなる
【T】チェストのまま出して言って、で、出なくなる
【K】もう「出ない」ってわかってるから軽く出そうとしたらヘッドボイスになるっていう事なので、息の調節をまずはしっかりとやっていくことが大切なんじゃないか なと思います。後はね、 喉頭を下げる筋肉などをを鍛えるエクササイズをやりましょう。とりあえず、人それぞれ違うと思うので、また質問なんかあればメールしていただければ。
これからも頑張っていきましょう! 今日は一つの質問でやっていきましたけどもまたいろいろ実践を交えながら今後やっていきたいと思います。
【T】結構観てる方いらっしゃるみたいなので。
【K】そうですね、本当にありがとうございます。これからもどんどん出してきますよ。頑張ります!!期待しててね!
動画で閲覧する方はこちら →https://www.youtube.com/watch?v=UYAVrne1AIo
動画記事 【目次】
- 【動画ボイトレ01】誰でも簡単!腹式呼吸(横隔膜の使い方)
- 【動画ボイトレ02】ブレストレーニング 前編(腹式呼吸の応用)
- 【動画ボイトレ03】ブレストレーニング後編(腹式呼吸テクニック)
- 【動画ボイトレ04】声の仕組み・声帯の知識-前編(発声前の重要知識)
- 【動画ボイトレ05】声の仕組み・発声の知識-後編(発声メカニズム)
- 【動画ボイトレ06】リップロール&声帯開閉(発声初心者トレーニング)
- 【動画ボイトレ07】地声の出し方、チェストボイス(音程ピッチの移動)
- 【動画ボイトレ08】ビブラート 基礎編(歌のテクニック)
- 【動画ボイトレ09】ビブラート 応用編(歌のテクニック)
- 【動画ボイトレ10】ファルセット&裏声の出し方(頭声のトレーニング)
- 【動画ボイトレ11】声量と共鳴 簡単アップ!(声の響かせ方)
- 【動画ボイトレ12】ミックスボイスだー!前半(ミックスボイスのやり方・出し方)
- 【動画ボイトレ13】ミックスボイスだ―!(ミックスボイス方法・出し方)
- 【動画ボイトレ14】ボーカルメイク フレーズの処理(ボーカルテクニック・アクセント・抑揚の付け方)
- 【動画ボイトレ15】(ミックスボイスに関する質問)&告知