- HOME »
- CyberMonkeyTV »
- 【動画ボイトレ14】ボーカルメイク フレーズの処理(ボーカルテクニック・アクセント・抑揚の付け方)
【動画ボイトレ14】ボーカルメイク フレーズの処理(ボーカルテクニック・アクセント・抑揚の付け方)
出演者:【K】KO-ZI 【T】Mr.Tado
動画で閲覧する方はこちら →https://www.youtube.com/watch?v=9sBCPu6Cp3g
【K】ありがとうございます、みなさん見て頂いて、色々メールとか、質問とか、頂いて出来るだけは回答させていただいてるんですけど最近体験レッスンに来ていただいてご入会いただける方が非常に増えましたよね。遠くからも来ていただいて。本当にありがとうございます!ミックスボイスっていうのは人それぞれ違うっていうのは わかっていただいたと思うんですね。僕らが見てやらないと分からない所も出てくる、ある程度のことは自分で出来るかもしれないんですけどもね。(ミックスが出来ない要因はそれぞれ異なる)それを踏まえた上でまたアップしたyoutubeなどをみてください。でですね、今回、そろそろ歌を。
【T】やっちゃいますか。
【K】ボーカルメイク を。
【T】「ボイス」ではなく「ボーカル」方に入ってく!
【K】ボーカルの方に!ボーカリスト!
【T】(いつも冒頭で)「最高のボーカリスト」って言ってますもんね(笑)
【K】そうです!その割には長かったな、発声いっぱいやってたんで。その一つを、今日はやりたいと思います。
フレーズの処理テクニック!
【K】まずAメロとかで、処理をどうするかっていう質問が多いんですよ。サビなら、抑揚が付いてるメロディが多いので。高い音に設定されてる場合が多いので 普通に歌ったとしても結構メロディに助けられて抑揚がついてるんですけど。Aメロとかってのは結構ね、平坦な歌になってしまう。
【T】そうですねー、ボリューム感だけ気にしてしまうとそうなりますもんね。
【K】どうやって歌ったら良いかって質問が多いんですよね。やっぱりどうでしょう「リズム感」ってのが非常に大切ですよね。まぁ曲にもよりますよ、勿論。
【T】そうですね、やっぱり「グルーヴ」が入ってないと、聞いててもね。
【K】で、リズムを出すっていう事に対しては、アクセントの位置とかってのが大切になってきたり曲によっては(リズムを)裏で取ったり。表で取ったり。ロックの本当に8ビートのガシガシ重い曲ってなったら表でドンドン、ちょっと早めに取っていったりした方がかっこいいし、R&Bだったら裏で、アフタービートで取っていくってのが多分いいと思うんですけども、そしてそのまぁ リズムによってアクセントの位置が変わっていくんですね。フレーズ フレーズ 例えば 「愛してるー そうですかー」って歌があったとします。
例えばです。(笑)
「愛してるー」「そうですかー」っていう2つの言葉の間ですよ。この間を、どううまく表現していくか。つまり「愛して「るー」」の 語尾の処理、「そうですかー」の「そ」の入り方とか、そこに休符があったとしたら、そこをブレスでどう表現していくか、っていうのを解説してやっていこうかなと思います。結構実践的な事をやっていこうと思いますので、この前レッスンの前にわたくしが久保田さんの「LA・LA・LA LOVE SONG」という曲、皆さんご存知だと思うんですけど、それのAメロを さくっとちょっと撮ったものがあるので、まぁ簡単なんですけどそれを観て頂いたら分かると思うんですね。このLALALA LOVE SONGっていうのは、本当にリズムを感じないと平坦になると面白くないのでリズムを感じながら歌ってみました。そしてもう一つポイントとしては、リズムのフレーズの後の語尾の処理。例えば息を混ぜて処理してみたり、音符の切り方を早めてみたりっていうのをやってみてますので、まずはご覧ください。で、どうぞ!
Aメロのテクニックを掴め!
【ポイント】
・フレーズの終わりと始まり(フレーズ間の処理
・リズムを感じて歌う(グルーヴを出す)
・リズムをつけ、アクセント
・語尾の言葉を伸ばしすぎない
・語尾の言葉に息を混ぜる
【K】聞いていただいたようにですね、ちょっと大袈裟目にやってますけれども、「どしゃ降りの午後を待って」のフレーズで「てっ」ってちょっと切り目を早くした 「街を飛び出そう」の「う」で息を混ぜたっていう処理を、2つやってみて それを繋げてみたんですけども 「どしゃ降りの午後を待ってぇ~」って語尾にビブラートかけちゃったり、繋げてしまうと のべっとしちゃう歌になるので リズムを裏で取りながら持っていくとカッコよくなるかなと思うんですね。 この様にこういう場合。R&Bでもそうなんですけど裏で取っていく練習するとアクセントの位置も変わっていけると思います。
後はTVでも何回か言ったかもしれませんけれども、息を混ぜていく、もしくはビブラートをかけるって処理です。例えば、「愛してるぅぅぅ~」(語尾にビブラート)「そうですかぁ」(語尾が息混じり)っていうように息を混ぜたり、ビブラートかけたりっていう語尾の処理っていうのも効果的ではあります。まぁ曲によって盛り付けの仕方って言うのは変わってくると思いますけどもね。その様にやっていったらいいんじゃないでしょうか。まぁAメロと、そして今度はBメロ、そしてサビっていう、この大きく分けて「A」「B」「サビ」っていうのも トーンをコントロールしていかないと、Aメロからガツガツ歌っちゃうと、これ皆わかってると思いますけど、いけないですよね。やっぱり、ある程度の音量調整と息の使い方っていうのがあって、Bメロからちょっと声帯を閉めるのを多くして、張ったような声にしてサビにつなげていくっていう形がオーソドックスな歌い方ですよね。(抑揚のコントロールはメロディ毎に付けた後、更に全体的に1コーラスで考えるとよい) 「リズム」っていうのは非常に大切なので、これからもリズムを取りながら歌っていくのが一番の、カッコ良く思わせられる歌かも知れないですね。 意外とピッチとか気にする人多いですけれど、それと同じ位リズムを気にして頂ければいいと思います! 短めにはなりますけどもこれからどんどん、こうやって1フレーズの例を出して解説していきたいと思いますので、次のも実は、もう歌ってるんです、同じ日に!次の予告!2つ歌ってます。久保田さんの「Missing」とスティービーワンダーの「I Just called to Say I Iove you」っていう曲を。
【T】あの名曲を!
【K】そう、サビだけね、こういう風にやったら、というのがありますので!とりあえず、今日のレッスンのポイントは、フレーズの処理 息を混ぜる そしてグルーヴ感を出したければアクセントを裏で取りながらフレーズとフレーズの間の音符をあまり長くしない。(曲にもよります) 動画みてください!それではまた次回もお楽しみに!
動画で閲覧する方はこちら →https://www.youtube.com/watch?v=9sBCPu6Cp3g
動画記事 【目次】
- 【動画ボイトレ01】誰でも簡単!腹式呼吸(横隔膜の使い方)
- 【動画ボイトレ02】ブレストレーニング 前編(腹式呼吸の応用)
- 【動画ボイトレ03】ブレストレーニング後編(腹式呼吸テクニック)
- 【動画ボイトレ04】声の仕組み・声帯の知識-前編(発声前の重要知識)
- 【動画ボイトレ05】声の仕組み・発声の知識-後編(発声メカニズム)
- 【動画ボイトレ06】リップロール&声帯開閉(発声初心者トレーニング)
- 【動画ボイトレ07】地声の出し方、チェストボイス(音程ピッチの移動)
- 【動画ボイトレ08】ビブラート 基礎編(歌のテクニック)
- 【動画ボイトレ09】ビブラート 応用編(歌のテクニック)
- 【動画ボイトレ10】ファルセット&裏声の出し方(頭声のトレーニング)
- 【動画ボイトレ11】声量と共鳴 簡単アップ!(声の響かせ方)
- 【動画ボイトレ12】ミックスボイスだー!前半(ミックスボイスのやり方・出し方)
- 【動画ボイトレ13】ミックスボイスだ―!(ミックスボイス方法・出し方)
- 【動画ボイトレ14】ボーカルメイク フレーズの処理(ボーカルテクニック・アクセント・抑揚の付け方)
- 【動画ボイトレ15】(ミックスボイスに関する質問)&告知