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【動画ボイトレ03】ブレストレーニング後編(腹式呼吸テクニック)
出演者:【K】KO-ZI 【T】Mr.Tado
動画で閲覧する方はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=mTEY4fG5VQg
【k】さぁ、次はスタッカートですね!
スタッカート、これは切っていくやり方です。
今度は現場のお兄さん2が!
【T】2が??
【k】2が。
【T】大体誰か分かりますけど!(笑)
【k】2が現場の方で教えてくれると思うんです。
それではちょっと呼んでみましょうか。現場のお兄さん2(ツー)ぅぅぅー!
スタッカートブレスの練習は一息ではなく度々の呼吸を!
【T】はい、それでは現場のお兄さん2です。(もちろんMC同人物です)
さきほど1のおじさん(KO-ZI)が説明してましたけども今日は2のおじさん(Mr.tado)がスタッカートを説明します。
これも前回のおじさんが言ってましたけども、一つの息でずっとやらない、短く切っていくのが大事になります。
一つ一つ、一個一個丁寧に出していくのがスタッカートになります。
これを、早くやっていくっていうのが大事になってくるんですけども、全て腹式を使う形になってますのでお腹をしっかり使ってやる練習になります。
一つの息でやってしまいますと、喉だけで使う息になりますので
これをやってしまいますと、喉を使うっていうのもありますし、スタッカートにもならなくなってしまいます。ゆっくり説明していきたいと思います。
(補足:1回で吸った息を小刻みに出すのではなく、毎回 吸って 吐く ブレスをします。)
では、ちょっと横を向いてみます。そっちの方が分かりすいので。
前回やったロングブレスを、もう少し短く切っていく、一個一個を切っていく形になります。
やってもらうのは、まず 吐く 方から入りますけども、お腹をしっかりへっこませます。
ここで早く吸うっていうのがー大事になってきますけども
早く吸う時に皆さんがやりがちなのが、ここ( 胸)を使うという事です。
早くいっぺんに勢い良く吸ってしまうと、胸が上がってしまう形が多くなってきます。
あとは鼻を使うというのもそうなってくるんですが、鼻だけで吸おうとすると、必ず胸が上がりやすくなってしまいます。
それも早くすると尚更ですね。口と両方使いながらやっていきましょう。
(補足:早く吸おうと意識しすぎると力が入り胸式になりやすい。スタッカート初心者の方は口と鼻、両方つかいましょう。)
今日はメインに口を動かしながらやっていきますけども、口をしっかり開いてもらった状態で、一回息を吐きましょう。
ハーーーーーーー(息を吐く)あったかい息を吐いてもらって、その吐いた息を勢い良く吸い込みます。
スーーーーー (息を吸う)これがまず一つ目。この時に胸に力を入れないというのが大事になってきますので鼻から吸う感覚のように口からゆっくり吸っていってください。
スーーハーー スーーハーー スーーハーー (何度か実践)
こういう形で吸っていく練習をします。
これを、細かくやっていくのがスタッカートになります。
ちょっとやってみますね。
(吸う 吐くを繰り返す)
(補足:最初はゆっくり)
こう言う形になります。一個一個ちゃんと一回一回切っていく。
これをリズムに合わせてやっていくのが大事になります。
ゆっくり、連続でやっていく形で。慣れてきたらもっと早くしていきます。
(補足:次はゆっくり 連続で。慣れてきたら早く、細かく。メトロノームなどでリズム、テンポに合わせてやってみましょう!)
こういう形でやるのが、サイバーモンキーでやっているスタッカートになるんですけども
これをしっかりやってもらいますと、まず歌で使うときに充分役立ちます。
歌のブレスというのは基本的には早く吸うのが多くなってきます。
(補足:実際の歌では短い拍数で吸うことが多いです。)
あまりゆっくり鼻から吸って歌うと、次のフレーズが間に合わなくなる可能性がありますので、早く吸う形ですね。
特に歌を歌うと、カラオケとかが多いと思いますが、マイクを使うと必ず腕を上げてることが多いですね。腕に力が入ると必ず胸が上がるブレスの仕方が多くなってきます。
フレーズに中で息を吸う時には 胸に力を入れず、スタッカートの要領で吸うように意識付けをしてもらいます。
(補足:慣れるまでは意識する事が大事)
胸で吸うブレスだから胸から息を出す事になるので、あまり腹式の息を使わなくなってしまうので、喉の負担が強くなってしまいます。
なので、必ずこのブレス(胸に力を入れずお腹に入る感覚)を使う。
こういうリズムの練習になっていきます。
という形でお伝えしたんですけども、これをしっかりやってもらうのが腹式の基礎になり、スタッカートの練習をしっかりやっていることになります。じゃあちょっとスタジオの方にお返しします。
スタジオさーーーーん!
【k】ということになるんですよー。
【T】なるほどなるほど
【k】なかなか分かりやすく教えてくれた
【T】そうなんですよー
【k】というわけでスタッカートっていうのは、あまり一つの息でハーハーハーと切っていくんではなくて、繋がるのではなくて、一つ一つちゃんとハッハッハッって切っていく事が大切です。
この2つを うちのトレーニングでは、「あえいうえおあおあ」という並びがあって、それがあ行から わ行まで ずーーっとやっていく、無音で、息だけで読む【無音息読】というものをウォーミングアップでやってます。これ、ちょっとしんどいんですよね。夏なんか汗たらーーって出てくる人いますし…。
【T】そうですね、冬でもあったかくなって上着脱ぐ人も出てきますねぇ(笑)
【k】そうそう、上着脱いじゃいますからねぇ。
今もう、年の瀬ですよね。この寒い中で、汗たらーーってでる位、この内筋を動かしていくと。で、あと、質問でよく「支えってどうしたらいい?」って聞かれるんですけど、これまた色んな見解がありますが、うちではお腹を固めるんではなくて、こう考えて下さい。
声の「支え」とは?
腹式呼吸で吸います。横隔膜が下がります。下がった状態、そして今度声を出す前に(声門が閉まり)「うっ」と圧力がかかります。一本の圧力がかかった状態、これが「支え」です。
どうやって歌って言ったらいいかと思われる方もいらっしゃるかも知れません。
ちょと最初の方、こうやってみてください。一番最初、前回の腹式呼吸をお伝えした時にですね、空気を出す時に、お腹が ハーーーーーーー へっこんでいく、これ自然に起こる事なんですが、これオッケーです。
ただし、ちょっと支えを感じたいなと思う方は、まず空気を吸っていくと膨らみますよね。そのまま、出す時も膨らまそうとしてみてください。
膨らましながら、息を吐く。
そうすると、お腹いっぱい(満腹) みたいな体感が起こります。
力は入ってないんですが、お腹が膨らんだまま。
そうすると、ここ(喉からお腹)に一本の芯が出来たような体感が起こりますので、これもやってみてはいかがでしょうか。
今度 子音 とか母音とかっていうのがあるんですけど、
例えば子音なら摩擦音、破裂音がありますね。摩擦音でいうなら「さ」とか「ざ」というのがありますが
こういうので子音ばっかりだしてしまうと、歌のテクニックで母音が出なかったり言葉がしっかり伝わらなかったり、レコーディングでも子音ばっかりでて聞こえづらくなったりという事がありますので、この子音と母音、この解説については後々、ちょっと難しくなってくるのでやって行こうと思います。音楽理論の先生もいますから、その人を呼んで、しっかりと音楽理論やら、子音やら母音という説明もして行こうと思います。
第三弾につながっていきますが、次回は何しましょうか?
【T】ブレスはもう、、
【k】そうですね、ブレスはとりあえず、、
【T】 子音が、子音がって言ってたのにやらないんですね(笑)
【k】子音は、言葉でやってもいいですし、実際ピアノで
【T】 じゃあ発声には入ったら!
【k】おっと、発声ですよみなさん!皆さんが待ち望んでおられる発声ということで、声出し、やっていきましょう!
動画で閲覧する方はこちら →https://www.youtube.com/watch?v=mTEY4fG5VQg
動画記事 【目次】
- 【動画ボイトレ01】誰でも簡単!腹式呼吸(横隔膜の使い方)
- 【動画ボイトレ02】ブレストレーニング 前編(腹式呼吸の応用)
- 【動画ボイトレ03】ブレストレーニング後編(腹式呼吸テクニック)
- 【動画ボイトレ04】声の仕組み・声帯の知識-前編(発声前の重要知識)
- 【動画ボイトレ05】声の仕組み・発声の知識-後編(発声メカニズム)
- 【動画ボイトレ06】リップロール&声帯開閉(発声初心者トレーニング)
- 【動画ボイトレ07】地声の出し方、チェストボイス(音程ピッチの移動)
- 【動画ボイトレ08】ビブラート 基礎編(歌のテクニック)
- 【動画ボイトレ09】ビブラート 応用編(歌のテクニック)
- 【動画ボイトレ10】ファルセット&裏声の出し方(頭声のトレーニング)
- 【動画ボイトレ11】声量と共鳴 簡単アップ!(声の響かせ方)
- 【動画ボイトレ12】ミックスボイスだー!前半(ミックスボイスのやり方・出し方)
- 【動画ボイトレ13】ミックスボイスだ―!(ミックスボイス方法・出し方)
- 【動画ボイトレ14】ボーカルメイク フレーズの処理(ボーカルテクニック・アクセント・抑揚の付け方)
- 【動画ボイトレ15】(ミックスボイスに関する質問)&告知