- HOME »
- CyberMonkeyTV »
- 【動画ボイトレ07】地声の出し方、チェストボイス(音程ピッチの移動)
【動画ボイトレ07】地声の出し方、チェストボイス(音程ピッチの移動)
出演者:【K】KO-ZI 【T】Mr.Tado
動画で閲覧する方はこちら →https://www.youtube.com/watch?v=UWAJsJGvqOE
【K】前回に引き続き、発声を!前はリップバブルと、それから声帯開け締めをやりましたね。観てない人は前回を観るように!前回をチェックしてみてください!
チェストボイスを極めろ!
【K】今日は実際に声を出してみましょう。今回は音程の移動(チェストレジスター)です。低い所から、だんだん幅を増やしていって ある程度の高い所まで出していくというレッスンをしていきます。
ここで注意点です。やはりみなさん、低い音は、楽に声を出します。でも高いところになると、こんな感じになるんです。高い音になると声を張り上げて締まったような、喉声になってしまうんです。ここを楽に出すには、まずは、ミドルボイスとか難しいことは考えない。 まぁそんなに難しくはないんですけども。ミドルボイスはね。またゆっくりやりましょうね。喉頭を落とすとかは置いておきましょう。まず、力を抜くことが大切でしたね。だから、まずは力をいれずに、高い音になっても低音の時のような、低音と同じような体感で音をだしていけるようにしていきたい。
音がどんどん上がっていきますが、高い所で うわぁぁーーー(勢いで発声)という風に引っ張らないように。楽に。無理ならファルセットに行ってもいいです。(チェストレジスターですが)とにかく体感は低音を出すときのような感じ、気持ちでやっていくと喉が開きやすくなります。喉頭を落としやすくなりますからね。では実際にやってみましょう。まずは男性。下のドの音からはじめます。
(ドーミードーの音を「 あ」 で発声していくスタートの下のドの音は変えずに、上の音だけ半音ずつ上げていくドーミードー → ドーファードー → ドーファー♯ ドー のように。男性は下のドから上のドまでやっていく) 男性諸君!やってみましょう!私の後に続いてやってみてください。tadoさんが一緒にやっていきます。
(実践)
口を出来るだけしっかり開けていって共鳴させていきます。顎は固めずに口を自然にあける。(ドーシードーの音の時)力入らないようにねー!オクターブの移動で終わりです!このように、なめらかに、なだらかに、やっていきます。これが、点のようにアタックをつけたような音になってはダメです。
音程を「点」で結ばず「線」で結びましょう!
【K】なめらかに、なめらかに出していく。そうすると、同じポジショニングで出せるようになっていきます。ポジショニング、要するに安定したポジションです。いきなり高い音をアタック付けて出そうとしない。カラオケとか発声とかでも こういう風に考えましょう。低い所から高い音を出すときっていうのは上を目指します。人間は上を目指すとどうしても力を出そうとしたり、上へ持っていこうとするので、高い音の時に喉が閉まって詰まった様な声になってしまいます。なので、上を目指すのではなく、横に出していく 様な イメージです。 もちろん、音程を取るときは上を目指した方が音程は取りやすくなる場合が多いです。でも、今はとりあえず音程はちょっと外しておきましょう。これはピッチ(音程)トレーニングではないので。
まずはポジショニングを安定させるためのトレーニング、エクササイズなので、まずは上を目指すのではなく、気持ち的には横に段々移動していくような感じです。顎も上がっていって上を目指していくとダメです。横にずらしていって音程を取っていく様な気持ちでやっていけばスムーズにいくと思います。(今回は音程のトレーニングではないので、正確な音程を目指すというよりは安定したポジションでの発声を心掛けましょう)
さぁ、それでは女性Ver.です。ファの音からファの音まで使います。(ファーラーファー の音から あ で出していく)横に移動するイメージで。安定させて。オクターブの音でおしまいです。男性だと、最後のこの辺の音(ファの音)ちょっと高くなってきたかな、ミドルボイスのレジスターに入っていきますので、レジスターを知りたい方は前々回を、前回かな?を探せば出てくると思います。
オクターブでも安定させよう!
【K】では今度はオクターブで 半音ずつ上げていきましょう。オクターブ差の練習です。これは音と音の差がかなりでてきます、オクターブなのでね。かなりあります。先ほどの 半音ずつ上げていく、音と音の差が短いものよりも 気持ち的にはもうちょっと気を付けないといけないんですね。空気圧が高い所になった時に 空気圧が ドーンと出ない事。力をドーンといれないことですね。(補足:音程がいきなり高くなるので、空気の圧力、力の調整に注意しましょう。)
ではTadoさん、ド から ド をやってみましょうか。ではオクターブ 男性陣 Let’s Try! ((ドー ドー ドー ?(半音ずつ上げて)? ミー ミー ミー まで実践))
【K】はい!オッケーです!ここからはレジスターがミドルに入ってくる所です。これ(ミの音)より高い音は男性はミドルになります。では今度はここまで速めにいきます。速いテンポでもちゃんと移動できるかどうか。こんな感じです。(先ほどのド?ミのオクターブを速いテンポで 各音2往復ずつやる)ではみなさんもご一緒に!1・2・3・4! テンポが早くても、なめらかに発声しましょう。
はい!ここは何回も言いますが、E(ミの音)になってきますのでチェストではちょっと厳しくなる所ですね。ここが出来たら、今みたいに、Tadoさんがやってくれたように安定させてだす。音がいきなり強くなったりとギザギザにならないよう、なめらかに歌えるようにレッスン出来るようにしていけばいいですね。カクカクしない。
じゃあ次!女性Ver.いってみましょうか。F(ファ)からF(ファ)位ですかね。ちょっと(この音を出すのが)厳しいな! では女性陣、Let’s Try!((ファー ファー ファー ?(半音ずつ上げて)? ソ♯ーソ♯ー ソ♯ー まで実践))
(ファ♯の時) 私はミドルを使ってます。でも皆さんはチェストですよ!女性の皆さんはチェストですよ。まだね!
【T】男性はどうしたら??
【K】男性休憩!
(ファ♯の時)はい。顎固まってないかい?いくよー! 次はG(ソ)の音です。男性はキツイですから休憩です。女性いきますよー。
ソ♯で終了。
はい、ここからはA(ラ)になりますのでここからは女性もミドルになる人もいます。AからA♯、これが大体女性陣のミドルボイスのスタート地点になります。ただ、ここは置いておきます。今やった所をしっかりと。カクカクカクカクしないように、できるようにしていきましょうね。
動画の方がわかりやすいです→https://www.youtube.com/watch?v=UWAJsJGvqOE
はい!今日はメロディというか、移動していく練習をしました。じゃあ次は何をするのか、と。
【T】え、何をするんですか??
【K】あ、次回です!次回なにしましょうか?ビブラートしたい???
【T】大体観てる人はわかってきてると思いますが、思い付きでやってます(笑)
【K】思い付きですけど!ちゃんとしてますから!
【T】次の話はここ(KO-ZIの頭の中)にしかありませんから(笑)
【K】ここでこう、くるくるーーと!レッスンの時間も迫ってますので!くるくるっと回転させて。じゃあ、ビブラート、したい?
【T】いいねぇビブラート!
【K】聞こえてきましたよ。「ビブラートした~い!」て!(笑)では、次回はビブラート!やっていきましょう!楽しみにしててください。今日やったことを復習してください。何回も何回もyoutube観て練習しておいてください!では次回、ビブラートでお会いしましょう!
動画記事 【目次】
- 【動画ボイトレ01】誰でも簡単!腹式呼吸(横隔膜の使い方)
- 【動画ボイトレ02】ブレストレーニング 前編(腹式呼吸の応用)
- 【動画ボイトレ03】ブレストレーニング後編(腹式呼吸テクニック)
- 【動画ボイトレ04】声の仕組み・声帯の知識-前編(発声前の重要知識)
- 【動画ボイトレ05】声の仕組み・発声の知識-後編(発声メカニズム)
- 【動画ボイトレ06】リップロール&声帯開閉(発声初心者トレーニング)
- 【動画ボイトレ07】地声の出し方、チェストボイス(音程ピッチの移動)
- 【動画ボイトレ08】ビブラート 基礎編(歌のテクニック)
- 【動画ボイトレ09】ビブラート 応用編(歌のテクニック)
- 【動画ボイトレ10】ファルセット&裏声の出し方(頭声のトレーニング)
- 【動画ボイトレ11】声量と共鳴 簡単アップ!(声の響かせ方)
- 【動画ボイトレ12】ミックスボイスだー!前半(ミックスボイスのやり方・出し方)
- 【動画ボイトレ13】ミックスボイスだ―!(ミックスボイス方法・出し方)
- 【動画ボイトレ14】ボーカルメイク フレーズの処理(ボーカルテクニック・アクセント・抑揚の付け方)
- 【動画ボイトレ15】(ミックスボイスに関する質問)&告知