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【動画ボイトレ13】ミックスボイスだ―!(ミックスボイス方法・出し方)
出演者:【K】KO-ZI 【T】Mr.Tado
動画で閲覧する方はこちら →https://www.youtube.com/watch?v=eS2CdywUMBA
喉頭を下げるエクササイズが効きます!
(「い」という母音は喉頭が上がりやすい)
今度は、「いーー」って言ったまま、アクビのような濁った音にするつもりで下げていきます。こんな感じです。先ずは、上げる「いーーー(喉頭を少しずつ下げていく)ーーーー」これで下がりました。こういう、こもる音にすると、筋肉が上に上がったり、上に上がった状態から下に下げていく「胸骨甲状筋」を鍛える事が出来ます。
「い」っていう言葉は(喉頭が)上がりやすいんです。そこから、こもった「いー」という、綺麗な音にならなくてもいいので「いーー」(こもらすように)という風にやると下がっていきます。こういう風に鍛えていく、一つのパターンがあります。じゃあ、喉頭が下がるエクササイズとして一番有名なものが濁音のエクササイズ。というものがありまして、濁音の中でも限られたものなんですけど、「バ行」だったり「ガ行」っていうのが一番多く使われてます。ガ行の ガギグゲゴ の中でも色んな母音によってまた種類が違うようになるんですけども 今日は「ゴッ」。「ゴッ」っていうのはなんでいいかっていうと、舌の付け根を一旦 軟口蓋 の所に付けてから「ゴッ」って言いますでしょ?みんな?
【K】舌の付け根が上顎に絶対当たるでしょ?そこから「ゴッ」やってみたら分かるから!一回上に当たってから「ゴッ」っていうはずなのでやってみましょう!
はい!!(「ゴッ」と表現する時 舌の付け根が上顎に接触し、一度呼気をストップさせてから言葉(音)がでる)
【K】ね?当たってるでしょ?
【T】当たってる当たってる
【T】下に下がる
【K】そう。舌が固まったりする人もいるから、舌は普通の感じで形だけ。 ゴッゴッゴッゴッゴッ ってしていく。で必ず、切ることね。「ゴーゴー」じゃダメね、「ゴッゴッゴッ」一回ずつ切る事によって、一回ずつ喉頭が下がると。いろんなやり方があるんですが、例えば5トーンっていって5つの音「ドレミファソファミレド」これで「ゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッ」って、半音ずつ上がっていってもいいんですが
これでずーーーっとやっていくとどんだけチェストせなあかんねん!っていう。 本来こんな「♪ドレミファソ ドシラソファミレド」オクターブ上の音をいきなり入れてしまったり。
例えば、「♪ドミソド ソミド」今度は3つの音。
チェストの音を最初に作りたければ、「♪ドレミファソファミレ ドーミーソードーソーミードー」とかね。
チェストを作ってから、3度で上がっていってオクターブまでいって、また3度で下がっていくようなやり方とか色々あるんだけど、(エクササイズの方法は その人の発声状況により異なります)オーソドックスなのにしておきましょうか。
「♪ドレミファソ ドシラソファミレド」これだと、オクターブまで全部使います。
ポイントは切ること、濁らすこと!では、みなさんも、「いっしょくたに」!
やってみましょうね。
ちょっと高い所までいきますから、男性は最初からやって苦しいなと思ったらやめてください。絶対に。 女性は、最初はお休みで、「出そうだな」と思う所からやってください。いきますね。「♪レミファ♯ ソラ レド♯ シラソファ♯ ミレ」の音を使って「ゴッゴッゴッゴッ~」で出していきます。半音ずつ上げていきます
【K】切ってくださいよー。(ラ♯で始まる音階の時) 男性もうしんどいかな?ブリッジ(声区が変わるポイント)を超えます。さぁC(ドの音)まで行きました!(ミの音で始まる音階の時) ここは女性の方がセカンドブリッジです。
【K】と、いうような感じ。これで今 注意しないといけない注意点。ゴッゴッゴッ って切る事が一つ。そしてブレイクポイント(声区が変わるポイント)に差し掛かった時に、(男性のキーで ミファ♯ ソ♯ ラシ )
♪ゴッゴッゴッゴッゴッ これはチェストだから、あんまり力強くゴッゴッゴッってやる必要は無く普通に ゴッゴッゴッって切ってくれたらいいです。
(♪ミファ♯ ソ♯ラシ ミ(←オクターブ上))
♪ゴッゴッゴッゴッゴッ ゴッ ここのオクターブを狙って、アクビの音を入れる。こもった声で。
(ミ レ♯ド♯ シラ ソ♯ファ♯ミで 上から下る)
♪ゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッ このオクターブの時のゴッ の時のに、力強く持っていかない。(呼気が強くならないように)
体感としては、「え?こんなんでええの?」って位、楽にやってください。そうしないと、チェストボイスが強い人(特に男性)は、発声していても意外と物足りない感じを覚えると思います。でも、これを一度やらないと、いくら発声しても引き上げ発声だとか、喉上げ発声っていうのが直らないので、まずはいっぺんここに入ってみてください。裏声になりそうな感じでいいです。そうすると、例えば(男性キーで高いドレミファソファミレド)
♪マァアアアアアアアー
(一番上の音が)上のGまで出ています。男性のセカンドブリッジに入るかなっていう所まできてます。これでも楽に出せます。これをチェストで出そうとすると、出ないこともないけど(喉が)しんどい。ただ、歌にはチェスティーな声が欲しい時もあるけど、ミドルの発声はやっておいたほうが良いかなと。そこで、ゴッゴッゴッゴッゴッ などのエクササイズをしていけばいいんじゃないでしょうか。他にも沢山スケール(音階。ドレミファソファミレド~など)はあるけど、今のスケールを使って、症状によって母音とか子音を変えていく。
そして今やったスケールでいいんで、まずは「リップバブル」僕がオススメしてるのはリップバブルです。まずリップバブルをする事が大切。(ドレミファソドシラソファミレドのスケールを使って)リップバブル実践。ってやってから、ゴッゴッゴッっていう風に変えていけば、もっと効果的に喉頭がさがりやすい。
引き上げ発声(ローラリンクス)の人は・・・
ただ、引き上げ発声の人は喉頭がある程度下がってるパターンが多い為、今度は声帯を薄くしていくエクササイズをしていかないといけないので結局、なんだろう。来て欲しいね。(サイバーモンキーに)実際に聞かないとわからないので。そうすると、(発声 ドレミファソに音で) マアアアアーという風に、G(ソ)の音もチェストでは出すの辛いので、ミドルを使いながら、喉頭を下げめにして出せるようにしていく。後は下がっていくエクササイズもいいね。♪ドシラソファ~ っていう風に。チェストがあまりにも強い人っていうのはオクターブから下がっていくと、ヘッドに入らざるを得ない。ヘッドボイスから下がっていくエクササイズをしていけばある程度その感覚(ミドル発声の感覚)が掴めるようになります。
まぁこれは一般的なもので、人それぞれの症状に合わせたミドルボイス開発をTVでやっていくのか、、そしたら、コメントして!「私こうなんです」「僕こうなんです」っていう。
【T】めっちゃいっぱい来たらどうすんの??
【K】めっちゃきたら、その中で抜粋して、「こんなのが多いです」とか。(出来る限り空いている時間内で目を通すよう頑張ります!)ミックスボイス、ミドルボイスのエクササイズって、何をやったらいいのかっていうと、こういう練習を、1日5分でもいいからこのTVを観てもらって、ピアノ無い人とか弾けない人は(TV内で使用している)スケールを使ってまずは、リップバブルする。その後、小さい音でもいいから ゴッゴッゴッゴッっていう風にやっていく。それを1日一回でもやっていけば、なんとなく形が分かってくると思います。
ただ、ミックスボイスって、喉頭がこうなってるよととか、声帯が分厚いよとかってのを第三者に聞いてもらってアドバイスしてもらわないとミックスボイスが出来てるのかできてないのかが分からないんですよ。だから、日々練習、これを一回ずつやっても良いんですけどもしそれでまだ「難しいな」と思う人は、、、
come on!!!!! と、いう事ですね。
ミックスが出来てる出来てないっていうのはアーティストさんとかは関係ない、、って言ったら違うんですが、実際喉を上げたまま歌ってるプロの方もいます。それは、レジスターリングって言う、レジスターをシフトチェンジするのがすごくうまい人。
喉が上がったままでも うまい人っていうのが結構いらっしゃいますよね。その、喉が上がったまま歌う音質、ちょっとザラっとした音質が好きな方、ロックな方っていうのはそのままやってもいいし。
【T】レジスターの移行さえうまくいけばいいですからね。そういう練習をすればいい
【K】そうそう。一応僕らはミドルボイス、ミックスボイスっていうものをお教えしますけども、それが歌のジャンルによっては必ずしも良いって訳ではないって事を覚えておいてください。その人の個性を生かしたものを歌で教えていきます。ということで、次回何しましょうかね、ミックスボイスについて、女性のトレーナーを交えて
【T】高い音出す時とかね
【K】女性バージョンも聞きたいと思いますので
【T】トレーナーが2人しかいないんじゃないかっていうね
【K】2人じゃないですからねー!ミックスの話だとか、あと、まぁ、色々やっていきましょう!では次回も楽しみにしててくださいね!
動画で閲覧する方はこちら →https://www.youtube.com/watch?v=eS2CdywUMBA
動画記事 【目次】
- 【動画ボイトレ01】誰でも簡単!腹式呼吸(横隔膜の使い方)
- 【動画ボイトレ02】ブレストレーニング 前編(腹式呼吸の応用)
- 【動画ボイトレ03】ブレストレーニング後編(腹式呼吸テクニック)
- 【動画ボイトレ04】声の仕組み・声帯の知識-前編(発声前の重要知識)
- 【動画ボイトレ05】声の仕組み・発声の知識-後編(発声メカニズム)
- 【動画ボイトレ06】リップロール&声帯開閉(発声初心者トレーニング)
- 【動画ボイトレ07】地声の出し方、チェストボイス(音程ピッチの移動)
- 【動画ボイトレ08】ビブラート 基礎編(歌のテクニック)
- 【動画ボイトレ09】ビブラート 応用編(歌のテクニック)
- 【動画ボイトレ10】ファルセット&裏声の出し方(頭声のトレーニング)
- 【動画ボイトレ11】声量と共鳴 簡単アップ!(声の響かせ方)
- 【動画ボイトレ12】ミックスボイスだー!前半(ミックスボイスのやり方・出し方)
- 【動画ボイトレ13】ミックスボイスだ―!(ミックスボイス方法・出し方)
- 【動画ボイトレ14】ボーカルメイク フレーズの処理(ボーカルテクニック・アクセント・抑揚の付け方)
- 【動画ボイトレ15】(ミックスボイスに関する質問)&告知