みなさーん、こんにちは 🙂 声出してますかー!

という事で、今回もレッスンしましょうね♪前回は、レガート(滑らかに)で発声の練習をしましたね。みんな応用編出来ましたか?もう一度おさらいしたい方は

コチラ→https://www.cybermonkey.biz/voicetraininng-13/

さて、今まではしっかりはっきりと声を出すために、声門という声帯の門を閉鎖してくっきりと輪郭のある声を練習してきましたね 😉 

今回は逆に少し息を漏らして、優しめの声を出してみましょう!ポイントさえおさえれば簡単、簡単(^^♪それではっスタートです☆

1、ウィスパーボイスとは

ウィスパーボイスとは、「ささやき声」の事。

声帯をしっかりと閉めない状態で発声すると、息の成分がたくさん含まれた、柔らかい声になります。内緒話とか、静かな所で話す時に みなさんも自然とウィスパーボイスを出せています😊

ドラマ『いつかこの恋を思い出して〜』の主題歌『明日への手紙』は聴いたことがある方もいると思いますが、この曲を歌っている手嶌葵さんは、一曲を通してウィスパーボイスで歌っています。

この方のように全てウィスパーボイスで歌う方法と、ポイントを絞って一部分だけ使う方法があります。

【例】

バラード曲のAメロ、Bメロ (MISIA「逢いたくていま」など)

Bメロの途中あたりから少しずつ盛り上がり、サビでは通常通りに歌っている事で より抑揚がついています😆

ウィスパーボイスは、きちんとした発声(声門がちょうどよく閉まっている)の状態のまま、声門閉鎖を少し緩めるような感じのイメージが一番近いです。

ですが、ここに注意!

•声門を開かなきゃ!と息を多く吐く事ばかり考えて息が漏れすぎてしまう

•またはちゃんと漏れていない

これらは大体、呼吸が浅くなってしまい起こることが多いです。このまま発声をすると、声にブレが出て音程が不安定になるばかりか 喉に負担がかかってしまいます💦 では、ウィスパーボイスの練習をしてみましょう♫ まずは、

「声→ウィスパーボイス→息」

「息→ウィスパーボイス→声」

という風に、声帯を少しずつ閉鎖したり 開いたりをしてみましょう◎ 慣れて来たら、

「声→ウィスパーボイス→声→ウィスパーボイス…」

と繰り返しやってみましょう♫

【ポイント】

声からウィスパーボイスになる時に浅い呼吸にならないよう

息を漏らしすぎて 声の輪郭が無くならないように気をつけましょう♫

しっかりとウィスパーボイスが出来るようになったら、「ハ」の言葉で3トーンでの発声をしてみあましょう。

「♫ハーアーアーアーアー」

というように出だしは「ハ」ですが、その後はハの母音「ア」で伸ばしていきます。

テンポは120くらい。

こちらも上記同様にポイントに気をつけてやってみましょうね😆

2、もしも声門のコントロールできない人はコレ!

まずは、声門がしっかりと閉まっている状態を作ってから、開いていく練習へ♫ 声門閉鎖するには?

「ネイ」という言葉を使って、ドレミファソファミレド を発声してみましょう♫

【ポイント】

思いっきり鼻にかけた声で出します。「イ」もハッキリと発声し、「ネイー」と伸ばさず「ネイッ」と短く切ります◎

✨実際に聞いてみた方がいいので、こちらの動画でどうぞっ✨

https://m.youtube.com/watch?v=K1sAYMB9KCI

【注意!】

この練習は、喉頭が上がり、喉に力が入りやすくなるため、あまり高い音までやらないこと。無理なく自分が発声できる範囲でやっていきましょう。

【声門を開く練習】

しっかり閉められたら、今度は開いてみましょう。

息を吸い

      ↓

息を止めて息の圧力を保つ

      ↓

溜息のように息を出す

と、やってみてください。

息を出そうとしてるのに、喉で塞き止めてる状態は、声帯がぴったりとくっついてる状態です。そこから息を出すと、声帯がふわーっと開く感覚が分かると思います。

息を止める→出す→止める→出す

を繰り返すと、

声帯閉鎖→開く→閉鎖→開く

を体感できるはずです😊

いかがでしたか?声門のバランス&コントロールはとても大切です。自由にコントロールできれば、声量も関係しますし、歌唱ではニュアンスなども付けられるようになります。練習の際は出来るだけドリンクなど用意して、喉を潤わしてやってくださいね♪もし、ちょっとでも喉に引っ掛かりとか、ザラつきなどを感じたときは、休憩するか、やめましょう。毎日少しずつでも大丈夫ですからね 😀 

さて、次回はさらにスキルアップのためのトレーニングをします!お楽しみにー 😛