みなさーん、こんにちは 🙂 今日もレッスンの時間ですよー!さて、前回はビブラートの説明や種類についてレクチャーしましたよね♪まだですという方は
コチラ→ https://www.cybermonkey.biz/voicetraining-20/
今回は、いよいよビブラートを実践していきたいと思います(^^♪種類は色々あるのですが、基本の形からスタートしましょうね♪それでは、始めましょう☆
1、半音のマジック!音程差ビブラート
前回ビブラートの種類を軽くお伝えしましたね。大まかに分けると【音程差】【音圧差】の2つがありますが
音圧差のビブラートは・・・
・大げさになってしまう
・滑らかにならない
・小さな声で出来ない
という点があるため、基本は音程差を使用してビブラートをかけていきます😊 ただし、音程差のビブラートを使いながら、頭の所だけ音圧でかけるなど要所要所でアクセントとして音圧を使うこともあります◎
では、基本となる音程差のビブラートを練習してみましょう✨
「ド」の音でビブラートをかける時は、半音下の「シ」を使い、「ドシドシ…」とゆっくり、鍵盤に合わせて「ア」の言葉で正確に発声していきます。
何度かくり返し、正確に「ド」ど「シ」の音が出せるようになったら、だんだんテンポアップしていきます。メトロノームに合わせてやる時は、4拍子の中で
1 ドシドシ
2 ドシドシ
3 ドシドシ
4 ドシドシ
と、一拍に対して「ドシドシ」を1セットでかけていきます。
【注意点】
・テンポが早くなると、半音下の音が雑になり、音程差が出なくなる
・また、喉頭を上下させて喉でかけてしまい、音に滑らかさがなくなってしまう
【ポイント】
・焦らずに、正確に半音の差が出せるテンポを使いましょう。
音程差が出なくなってきた時には、半音下の音をハッキリ発声する気持ちで行くとOK!
ドシドシ…のパターンで行くと、「シ」の音の方ですね。
・喉はあくびの形をキープ!
テンポアップした時に喉が上下に動いてしまっている、という場合は ゆっくりとキープできるテンポにして、滑らかさを出していきましょう。練習の時はビブラートが大げさになってしまっても構わないので、出来ない時には体を上下に動かすなど、体を使って音を揺らしてみましょう😊
また、上記練習に慣れてきたら、一拍に「ドシドシドシ」と、3回入れてみましょう!かなり細かいビブラートになりますので、テンポはゆっくりなものから始めましょうね🎵
2、どうしてもできない人は、スタッカートから♪
上記練習してみたけど、やっぱりどうしても出来ない…という方は音圧で出してみましょう!
声を「あーーーーー」と伸ばしてる時にお腹を押してみると、声が強くなって音程が少し変わりますよね?
その状態をスタッカートを使って出していきましょう◎
まずはスタッカートってなに?と、忘れてしまった方は自宅ボイトレ#9をチェック!
https://www.cybermonkey.biz/voicetraining-09/
声に出して、「ハッ」でスタッカートします。スタッカートの体感を覚えてきたな、慣れてきたなと思ったら
「ハッ ハッ ハッ」「ハア~ハア~ハア~」と少しずつ母音を伸ばしていきます。
出来てきたら、少しずつテンポアップしてみましょう!
【注意点】
・力まないでスタッカートする
・呼吸が浅くならないよう腹式呼吸でしっかりと発声する
・「ハッ」「ハッ」を母音で繫げる際、母音のアまで強くロングトーンで出さない
【ポイント】
音を繫げる時の母音は少し弱めましょう。
「ハァーハァーーー」というように、 「ハ」の方が大きく「ア」の方が小さくなる形です。
また、どうしても浅い呼吸になってしまう、なんて時には、声を出さず息だけで「ハッ ハッハッ」とスタッカートを復習して、息のまま、「ハァーハァーハァー」とやってみてから発声に戻してみましょう◎
いかがでしたか?ビブラートは歌唱テクニックでも代表的でとてもよく使われるものです。焦らず正確にできるように何度も練習しましょう!1人で練習の際は、今までと同様にボイスレコーダーなどで録音して確認する方法がスキルアップの近道ですよ 😎 歌う時にカッコイイ、心地いいビブラートが出来るように、今から頑張りましょう!!それでは次回をお楽しみに~ 😆
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