みなさーん、発声してますかー!そういえばの喉には良くない【乾燥】、皆さん大丈夫ですか?冬・夏ともにエアコンのかけ過ぎたところでの発声や歌唱には十分気をつけて下さいね。乾燥しているところでは、マメに水分を補給しながら歌いましょう。さて、前回までは鼻腔共鳴についてお伝えしてきましたね 😀 どうですか?出来るようになありましたか?「もう少し練習したい!」という方は
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さぁ、本日は安定した声のつくり方をお伝えいたします。まずはコレからスタートです☆
1、小さい声でも揺らさない、漏らさない!
この練習は声の安定を保つのに効果的です。良く聞く「支え」というのに近い部分です。
息をいっぱいすって、勢いよく出すのは簡単ですが、細く長く、そして揺らさないで出すことが出来るかがポイントです!
さて、実践してみましょう!!
・テンポは好みで良いですが最初は100~110くらいがいいでしょう。
ロングトーンで4小節 息を漏らさずに、揺らさずに声を最小限に小さく出していきます。それを半音ずつ上げていきます。インターバルは1小節で。
男性C3~C4・女性A3~A4くらいがイイでしょう。 「ア」でやってみて下さい。
【注意点】下記に該当している方は中止しましょう!
*小さく出そうとして声がかすれて息が漏れている
*揺れてしまう
*口腔が小さくこもっている、などなど。
【ポイント】
*ブレスはしっかり深くたっぷり吸います
*インターバルで前に吸った息が余っていたら、次の音階に行く前に吐き切ってからまた息を吸いましょう。
*母音をしっかり出して揺らさないことが大切です。
・慣れてきたら・・・
テンポをゆっくりにしたり
「ハ」で行う(「ハ」は子音の時点で声門が開いたところから母音の「ア」で声門を閉めるので、母音をしっかり発音しないと、より息が漏れやすい状態になります)。
レベルアップできますよ!!
2、声のポジションを確認しよう!
【声の安定その2】
お腹声と言われているもの(喉仏が安定したポジションにある)
喉声と言われているもの(喉仏が上がっている)
を実際に体感してみましょう!!
・1回目は、音程を低音から高音に上げていき、それと同時に喉(喉頭)も上げていく (お腹声→喉声)
2回目は、同じように高音へ上げていくが、喉頭はできるだけ上げない (お腹声「チェスト」→お腹声「ミドル」)
・わざと喉声にすることにより、声のポジションが体感として上へ上がっていくような感じがおこるはずです。
これを感じることが出来れば、ポジションを上げないで歌う練習が出来るようになります。
【注意点】
*腹式呼吸を確実にしましょう。
*声のポジションが上下するような体感を感じることが出来るように意識して行う。
*大声ではやらないこと。
*力まないで出来るだけ滑らかに。
*限界の高音域ではやらない。
いかがでしたか?声をしっかり出すのは大きい声でしてしまうと安定したような勘違いが起こります。小さな声でも揺らさず息を漏らさず、安定させることが大切ですよ(^^♪自分はどうなのか一度試してくださいね。声のポジションもわかってきます。さて、次回はポジショニングを使ったトレーニングをしましょう!お楽しみに― 😛
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